iPhone 16 Proの印象

2年と数ヶ月使っていたiPhone 13 miniからiPhone 16 Proに乗り換えた。miniもまだまだ使えたのだけれど、もうどうせ小さいiPhoneは出ないのだし、今後さらに大きくなる可能性もあるなら、ここで一度乗り換えておいた方がいいかと思い、乗り換えた。そんなiPhone 16 Proと2週間ぐらい過ごしてみての感想。

サイズ

高さ131.5 mm、幅64.2 mm、厚さ7.65 mm、重量140 gから高さ149.6 mm、幅71.5 mm、厚さ8.25 mm、重量199 gに一気に変化した。逆にこれぐらい差が大きすぎると、違いは分かるのだけど、諦めがつく違いなので逆に気にならなかった。実際手に持った感じはずっしりとするけど、思ったよりは重くないし、持ちやすい。重量バランスが良いせい?
サイズが大きくなったけど、片手で行える操作はminiのときと同じぐらい行える印象。ただ文字入力はキーボードを左右に寄せないとキツイかも。iOS18から導入されたなぞり入力は片手では無理。コントロールセンターの呼び出しも一旦画面を下げるか、少し持ち替えないと難しい。
明らかに大きくなった分すでに片手操作を体が諦めているのか、すっと両手で操作することが増えたので、片手で使えなくてイライラするということはない。なにはともあれ、一番の懸念だったサイズに関しては大きな問題にならなくて一安心。

画面

サイズが大きくなったのに伴い、画面サイズも5.4インチから6.3インチに大きくなった。旧Twitterで一度に多くのポストが見れるのは大変助かる。画面が大きくなって良かったのはそれぐらい。

挙動

明らかに動きが速くなった。また、Pro Motionのおかげでヌルヌル動く。
iOS18にしてから、特にSafariで動きが少しもたつくところがminiでは見られたけど、Proではそんなのは見られない。この部分は全く期待していなかったので、いい意味で誤算だった。
Pro Motionは特にSNSのスクロールで効果を発揮している印象。一度体験したら戻れないという人がいるのは分かる気がする。

カメラ

光学5倍ズームが付いたけど、まだ使う機会がない。試しに何枚か写真を撮ってみたものの、感動するほどのズームではない印象。11月にトム・ヨークのライブに行くので、そこで本領を発揮してくれることを期待している。
新しくついたカメラコントロールは半押しするのがなかなか慣れが必要そうな難しさ。慣れれば便利そうではある。自分の持ち方的に片手ではなかなか押せない位置にあるので、Appleの紹介動画のようにすっとカメラを起動して写真を撮るというのは無理。
トーンコントロールはMac Storiesの中の人が-0.7にしているという話を聞いて、同じ設定にしている。当初-0.7をどう設定するのか分からなかったけど、カメラコントロールのトーンで設定するよう。

アクションボタン

以前紹介したローカルTwitterなショートカットを割り当てている。便利なんだけど、ロックスクリーンのまま使うと、ふとした拍子にショートカットの入力が落ちてしまうので、ロックを解除してホームスクリーン状態で使うのが望ましいよう。今までは背面タップに割り当てていたけど、アクションボタンに移した分、今はシェイクの方を背面タップに割り当てている。アクションボタンにシェイクを割り当てられると、なんちゃってUndoボタンにできて便利なんだけど。アクションボタンはカメラコントロール同様、片手ではなかなか押せない位置にあるのが難点。

Dynamic Island

すでにノッチに慣れていたので、Dynamic Islandの存在も気にならず。人は見たいものしか見えないのだ。Musicで今何を再生しているのかが一目でわかるのは便利。便利さでいうとそれぐらいしかないけど、Face IDで認証するときなど、Dynamic Islandがヌルヌルと動くのを見るのは気持ちいいので、あった方がいいと思った。

バッテリー

設定で90%までしか充電しないようにしているという前提の話。仕事から帰って家に着いた時点で大抵40%ぐらいになっている。100%まで充電したところで焼け石に水であろうことから、Proにしても毎日充電する必要はあるもよう。

現状はこんな感じ。長く使っていく中で色々と不満が出てくるかもしれないけど、今のところは乗り換えて正解だったと思っている。