Thom Yorke: everything playing work solo from across his career
RadioheadやThe Smileのボーカルでお馴染みのトム・ヨークが来日するとのことで、先日そのライブに行ってきた。
Radioheadを知った経緯はもう思い出せないけど、初めて聴いたアルバムは『OK Computer』だったと思う。初めて聴いて、世の中にはこんなもの悲しい曲を作るロックバンドがあるのかと驚き、『Exit Music』あたりを聴いて涙を流しそうになった。
その後、『The Bends』のCDを手に入れて、こちらも『OK Computer』に負けず劣らず聴いた。『Kid A』は肌に合わず、そこから少し距離ができて、また聴くようになったのは『In Rainbows』が出た頃から。そこからは新譜が出ればとりあえず聴いたり、突然『OK Computer』とかを聴きたくなって聴き返したり。トムのソロ作品はそんなに聴いていなくて、The Smileの作品はそこそこ聴いている。
思い出話はさておき、肝心のライブについて。相変わらず席運があるのかないのか分からないなんともいえない微妙な席で、2階アリーナの後方ブロックの最前列。視力が悪い自分ではかろうじてトムを目視できるような距離。iPhone 16 Proの5倍ズームカメラを使っても結構厳しい距離だった。
残念ながら自分が昔よく聴いた『OK Computer』や『The Bends』からの楽曲はほぼほぼ演奏されなかったけど、そんな中で『Let Down』と『Fake Plastic Trees』を演奏してくれたのは僥倖だった。この2曲を生で聴くことができただけでもわざわざ東京まで出てきて、高いお金を払ってS席をとった甲斐があるというもの。
また、なんの曲だったかは忘れたけど、トムの変な踊りを生で見ることができたのも良かった。
アンコール含めてトータル2時間ぐらいのライブはあっという間の素晴らしいひと時だった。さすがにRadioheadで来日することはないような気がするので、次はぜひともThe Smileとして来日してほしいところ。