M4 iPad Proの第一印象

7月7日の七夕にiPad Proをポチり、その2日後には速やかに届いた新型iPad Proと数日を過ごしての感想。

購入したiPad Proの構成は、11インチ、1TB、Nano-textureディスプレイガラス、スペースブラック、Wi-Fiモデル。iPadと共にSmart FolioとApple Pencil Proを購入した。

このモデルを選んだ一番の理由はApple Intelligenceの存在。巷の噂ではApple Intelligenceを動かすにはメモリは最低8GBが必要というところで、より快適に使おうとするなら16GBが搭載されている1TBモデルしかないだろう、と。Nano-textureガラスはあってもなくてもと思っていたけど、Nano-textureガラスについて調べていく中で、グレアモデルを買ったけど、Apple StoreでNano-textureガラスモデルを見てそちらに買い替えたといういくつかの声を聞いて、そんなにいいならそちらにするか、とういことで付けてみた。30万弱するところで1万2万増えたところで大差ないし。色は店舗でスペースブラックとシルバーを見た時にシルバーがちょっと輝きすぎのように見えたのでスペースブラックにした。今使っているiPad ProはWi-Fi+Cellularモデルなんだけれど、5年以上使用していて一度もSIMカードを入れて使った試しがなかったので、今回はWi-Fiモデルにした。

まず、外観から。スペック上は今使っている初代11インチモデルと比べて厚さが0.6mm薄くなり、重さが24g軽くなったらしいけど、両者を手に持った感じではその差はわからず。色味も名前(スペースグレイとスペースブラック)は違えどもそんなに大きな違いは見られない。

次にNano-textureディスプレイガラスについて。サラサラの手触りで触っていて気持ちがいい。Apple Pencilを使ったときの感触は紙のようにとはいかず、紙のようなひっかかりは感じない。文字や線の滲みは気にならない。照明の下では黒はやはり白っぽくなるけど、グレアだとそういう状況下では自分の顔や自分の後ろの景色が反射して見えるので、どちらを取るか、という感じ。突然知らないおっさんの顔が映らないのは精神衛生上好ましく、これだけでもNano-textureディスプレイガラスにする価値があるかもしれない。また、自分がMBPに貼っているMicro Solutionのアンチグレアフィルムと比較して、光をディスプレイに当てたときの光の反射が少ないように感じる。

最後に動きについて。もともと動画編集のようなパワーを使うような作業をやらない人間なのでA12XからM4の違いはまるでわからないけど、アプリの起動や挙動が滑らかになったような気がする。ただの気のせいかもしれないけど。

数日使ってみて感じたところはこんな感じ。外見上一番の違いであるNano-textureディスプレイガラスには満足しているけど、相対的に傷がつきやすいということで繊細な扱いが必要というところが玉に瑕。