メモの在り方を考える: その1

今まで「メモ」と言えば「メモ」でしかなくて、それ以上でもそれ以下でもないと思っていたけど、この記事を読んで、メモにも少なくとも2種類(記録のためのメモ・思考の補助のためのメモ)あることに気づいた。

記録のためのメモは、世間一般的に言われているメモでリマインダー的な要素が強い。こういったメモはメモと関連する場所にメモがある方が便利なので、Apple純正メモアプリのクイックメモの機能はその点で大きな可能性を秘めているのかもしれない。
思考の補助のためのメモは、書くことで頭を整理するために書くもの。書くことで新しい思考が浮かんだり、今まで理解できなかったものごとが理解できるようになったという体験は(おそらく)誰もがしているはず。

こうやって書いてみると、メモはPCでいうところのメモリに近い存在なのかも。思考の補助のためのメモにしても、一旦メモリに書き出しておいて、その分の頭のリソースを別のことに使う。

これに気づいてからリマインダーの要素が強い記録のためのメモの運用を変えた。いつか買おうと思っていたものもメモアプリに記録していたけど、関連する場所にメモがつながっている方が便利だろうってことで、リマインダーアプリの方に移した。普段使いしているThingsは場所ではリマインドすることができないのでApple純正リマインダー(ただ、これによってタスクをThingsに入れるかリマインダーに入れるかというまた別の悩みが発生してしまった……)。

記録のためのメモのうち、リマインドを目的としたメモについての運用は定まったけど、忘れないためにとった(行動につながらない)メモや思考の補助のためのメモをどうするかは定まっておらず、頭を悩ませている。